素敵なお店のご紹介

素敵なお店をご紹介します。

博多吉一(はかたよしいち) ー 日本料理

福岡市博多区、市内幹線道路、明治通から一歩入ったところに店を構え、創業55年を数える老舗【博多吉一】。地産地消の新鮮食材を使った美味しい料理が楽しめる和食処です。

昭和の形を残した博多の情緒漂う貴重な場所にある【博多吉一】は、夜になると通りを灯す提灯に風情を感じます。
暖簾をくぐると1Fのテーブル席とカウンター席が並び、一段上がった奥にも明るいテーブル席があります。靴を脱ぎふかふかの赤い絨毯の階段を上がると2Fには手前から松の間、菊の間、萩の間、蘭の間、牡丹の間と5つの座敷が続いています。









【博多吉一】は昭和32年、天ぷらの店として創業。戦後間もない物がない時代に、当時では珍しい天ぷらの揚げたてをカウンター越しに出すというスタイルを先代が考案し、人気の店となりました。

油の温度や衣の付け方、微妙な加減等にコツがあり、50年のキャリアを持つベテランの職人が今も昔ながらに揚げている天ぷらはまさに絶品。

そして、もう一つの名物料理が「鯛茶漬け」。
【博多吉一】の鯛茶漬けは、鯛の刺身、山葵と海苔、そしてごはんと別々に出されます。食べ方は3通り。まず刺身として、ゴマダレと一緒に、そして茶漬けと3つの食べ方で楽しむことができるのです。
この濃厚で味わい深いゴマダレは【博多吉一】の特徴で、大将のこだわりが込められています。大きめのすり鉢で国産ゴマを長時間練った特性ゴマダレを鮮度の良い鯛の刺身にからめ、ご飯の上にのせ、最後に卵の黄身をのせゴマの風味をまろやかに演出します。初めての方もリピーターになってしまうという、ここでしか食べられないまさに名物料理です。








平成に入り、下川端町の再開発(大型商業施設や博多座など)によって町が変貌。サラリーマンから女性へと客層も変化しました。そんな時代の流れを汲み、お昼の和定食を始め、新たな取り組みを始めました。
人気なのが「お昼の特選 和定食(刺身・天ぷら・あさり味噌汁など全8品/1,050円)」「天ぷら定食(全5品/1,850円)」「鯛茶漬け(全5品/2,650円)」。










下川端町再開発後、平成16年に店舗を改装。古き良き木造建築は天然のじゅらく塗りで上品に彩られ、最高の出来栄えへと生まれ変わった【博多吉一】。店内の床は驚くほどピカピカに磨かれており、「掃除がちゃんとできていないと、いくら綺麗な器に盛っても料理はだめになる。包丁も常にきれいに保ち、魚を生かすように色々なものをきちんとしていく。」それが大将・山﨑氏のこだわりなのです。おもてなしの心は店の隅々まで行き届いていました。

〜これからの【博多吉一】とは〜
「時代の流れがあり、色々な方が出入りするようになりました。やはりこれからは女性のお客様にも足を運んでいただけるような店作りと料理作りに励み、お客様一人一人に応じて料理の献立を考え、お客様に喜んでいただく、これが一番だと思います。」と大将・山﨑氏。
お客様には「させていただく」という謙虚な心で接し、料理は“心を込めて気持ちを込めて作ること”を大切に、これからも20年くらいは続けていきたい、と語っていました。

【博多吉一】で大将・山﨑氏はじめお店の方のあたたかさに触れ、心行くまで博多の味を堪能してみてはいかがでしょうか。



「お店のフシギ研究所」研究員 久志 弥園





お店情報

  場所:福岡市博多区下川端町10-5
  電話:092-281-5392
営業時間:11:00〜14:00/17:00〜22:00
 定休日:日曜日
  客層:50〜60代
 客単価:昼 / 1,000円〜2,000円
     夜 / 10,000円〜15,000円
従業員数:10名
  坪数:50坪
  看板:店舗入口
  広告:雑誌・TVの取材等のみ、口コミ



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